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もう一つの二極化

今年に入って都心を中心に不動産価格が高騰しており、
また場所によっては下落を続けているなど、不動産価格の二極化が進んでいます。
しかし不動産情報を見続けていると、必ずしも立地だけが売れ行きを決めていないようです。
同じ沿線の同じエリアでも売れている物件と売れ行きが良くない物件があります。
とても象徴的なのは、駅近で、日当たりもよく、商業施設にも近いのに
売れ行きが良くない物件があるという事実です。
これはどういうことなのでしょうか?

不思議に思いその物件を訪れてみると、その理由が見えてきました。
それは一言で言うと、売り手の誠意が感じられないのです。

その物件ではフラット35が使えません。適合証明をとっていないからです。
現在金利は上昇傾向にあるというのに、
全期間固定金利のシンボルでもあるフラット35が使えないとは致命的ではないかと思います。
本来ならさらに「フラット35S」の対象物件であってほしいくらいです。
また住宅性能評価書もありません。
住宅性能評価書を取得していないから悪い物件というわけではありませんが、
購入する側の立場を考えるなら、ぜひともほしいところです。
とどめは営業担当者がローンについても物件についても無知なのです。
今時、変動金利しか勧めず、全期間固定金利を全否定するなど、不信感しか感じません。

マンションだけではありません。
なかなか買い手のつかない建売一戸建て住宅にもやはり同様の問題が多々見受けられます。
やたら豪華な設備がついていて目を惹くのですが、肝心の主要構造に欠点があったり、
外観は斬新なのですが、隣地との権利関係に問題を残していたり。

これらのことは全て売主のちょっとした配慮があればいずれも解決できる問題です。
無意味とも思える過大な広告や見せ掛けだけの高級な設備などにお金をかけるのではなく、
購入する人が安心、信頼して購入できるような努力をしてもらいたいと思います。

そうした買い手の安心や満足感に配慮している物件、していない物件の二極化も進んでいる今、
立地や間取り、価格だけではなく、安心して購入できるのか、信じられる物件なのか、
その点も見極めていきたいものです。
いや、既に売れ行きに差がついているので、それは消費者が見極めた結果なのかもしれません。

日時: 2007年07月16日 22:51

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Life & Home Solusion 代表 西澤 京子Life & Home Solusion 代表 西澤 京子
CFP® 認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・ 宅地建物取引主任者 住宅ローンアドバイザー
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