Life&HomeSolusionは皆様の住宅購入のアドバイザーです。家計見直しの3つ目は『運用する』ですが、
“運用”というと株や積極運用の投資信託などをイメージし、拒絶反応を示す方も少なくありません。
また“運用”するには現時点でその原資がなければならないとあきらめてしまう方も多いようです。
しかしライフプランでいうところの“運用”とは、
利回り重視でとにかく資産を増やそうというものではなく、一生にかかる費用を見据えて、
その費用がいついくらかかるのかに合わせて準備し、かつ分散投資することが基本となります。
また各自の投資経験や価値観、性格などに合わせて、少しずつ投資に慣れていくことが重要です。
私のところに相談に来られる方は30歳代が中心ですが、
“資産運用”についてほとんど経験がないという方がとても多く、時々不安になります。
なぜならこの世代を含め、現在40歳代を先頭に、それよりも若い方については、
老後、公的年金だけでは生活できない可能性が非常に高いからです。
さすがに20歳代から“老後”の準備を開始するのは逆に少々心配になってしまいますが、
将来の必要性について意識しておくことは必要です。
また、40歳以上の方についてはそろそろ具体的に準備を始めるべきでしょう。
そのためにまず最初に始めることは、貯蓄体質を身につけることです。
それも計画的、継続的な貯蓄です。よって“貯蓄”というよりは“積立”と考えた方がよいでしょう。
“積立”方法としてまず検討すべきは勤務先を通して行う「財形貯蓄」です。
給与天引きで積立しますので貯まりやすく、利率が一般的な貯蓄商品より高いことや
「住宅財形」と「年金財形」には税金の優遇があるなどメリットの多い貯蓄です。
ただし利用できるのは、この制度を設けている事業主に雇われる「勤労者」です。
一度は勤務先にこの制度の有無を確かめてみるとよいでしょう。
ほかにも最近ではほとんどの銀行や証券会社で“積立”商品を取り揃えています。
毎月のお給料の中から一定額を継続して積み立てる習慣を、できるだけ早く身に付けたいものです。
なお、月々の収入の中から必要な支出をして、残った分をそのまま銀行口座に貯めている場合や
教育費の積立に多い「学資保険」や「子ども保険」、また養老保険などのように
貯蓄性の高い“保険”への加入で貯蓄した気になっている場合は要注意です。
超低金利時代の現在、普通預金に多額の資金を入れっぱなしではもったいないです。
また、多くの保険商品は加入時の金利が適用される固定金利です。
こんな低金利時代に、住宅ローン金利は変動や短期固定を選び、
貯蓄は超低金利な普通預金や固定金利の保険に加入するなんて、
まったくナンセンス、逆行しています。
以上のことから“はじめの一歩”は、毎月一定額を貯蓄する「積立」を何らかの形で開始すること。
そして積み立てた資金は普通預金や保険ではなく、少しずつ利回りを気にしてみることです。
普通預金の一段階上の利回りを狙うなら、まずは定期預金や証券会社のMRFやMMFがよいでしょう。
そして慣れてきたら外貨建てMMFや国債などにもチャレンジしてみましょう。
ただしきちんとそのリスクと運用について学ぶ必要があります。また最初は少額から始めましょう。
案ずるより産むが易し!です。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子