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新婚夫婦のマンション購入

最近、立て続けに新婚夫婦からマンション購入の相談を承りました。
もちろん、開業以来ずっとコンスタントに新婚夫婦からの相談依頼がありますが、
いかに結婚を機にマイホーム購入も、というニーズが多いかがわかります。

しかし基本的に新婚夫婦の方には住宅購入をお勧めしておりません。
なぜなら家計の把握ができていないうえ、
共稼ぎの継続や、子どもの予定など、将来設計に不確定要素が多いからです。
特に夫婦双方が、あるいは夫婦のどちらか一方が、
結婚前に親元に住んでいたような場合は要注意です。
住宅費としてどのくらいの費用負担が可能なのか、月々の生活費はいくらかかるのか、といった
予算決定の基礎となる部分の認識に欠け、
さらに住宅にどのような条件を求めるのか、またライフスタイルや価値観、将来の夢や目標など
まったくイメージできないような場合が多いからです。
このような夫婦については、
まずは賃貸物件でしばらく二人の生活や家計を見つめる機会が必要なのではないかと思います。

もちろん、上記のような問題がある程度解決できるなら、充分検討可能です。
ご夫婦それぞれが独身時から定期的に貯蓄し、かつ1人暮らしをするなど家計を把握しているなら
リスクは少ないでしょう。

では新婚夫婦は今後どんな点に考慮してマイホーム購入計画を立てるべきでしょう?
まず、家計簿をつけること、そしてそれを最低1年続け、1年を通じての家計の把握が重要です。
それから住宅に対して興味と関心を持つこと。
首都圏でマイホームを購入するには、希望条件に優先順位をつけ、妥協点をみつけておかないと
予算はいくら合っても足りません。
求めるものが広さなのか、日当たりなのか、住環境なのか、駅からの距離なのか・・・など
日々の生活の中で常に考える癖をつけておくとよいでしょう。
そして世の中の情報にあまり左右されないことも必要です。
特に現在のように金利水準も低く、優遇税制もあり、また新築マンションの価格が低迷している時など
とかく「今が買い時」などという言葉が飛び交います。
また、家計を把握していない新婚夫婦は、ある意味販売する側からすると最もおいしいお客様です。
年齢が若く、新婚当初は共稼ぎであることが多いため、住宅ローンが組みやすく、
見た目の返済額は低く抑えられるからです。
しかも新しい生活を始めるにあたって最新設備の整った新築マンションは、
必要以上に夢を与えてしまいます。
こうしたことに惑わされ、貯金もないのに衝動買いしてしまうことのないように、くれぐれも注意し、
淡々と購入計画を遂行することが大切です。

長い人生、想定外のことも多く、将来は不確定です。
チャンスは何度も訪れるはずですので、「今しかない」などとあせらず、
慎重な購入計画をおすすめします。

日時: 2008年12月02日 13:16

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Life & Home Solusion 代表 西澤 京子Life & Home Solusion 代表 西澤 京子
CFP® 認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・ 宅地建物取引主任者 住宅ローンアドバイザー
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