Life&HomeSolusionは皆様の住宅購入のアドバイザーです。「並木道を歩く」では、文字通り並木道のある街を紹介します。
私は住むなら並木道のある街が良いなぁと思っております。
第1回は国立です。
国立には約4年住んでいました。賃貸ですけど。
国立の並木道はなんといっても「桜並木」です。
駅の南口、一橋大学の横を通り、
南武線の谷保駅まで延びる一直線の道、「大学通」が桜並木になっております。
道の左右に歩道が完備され、この道沿いのお店も比較的こぎれいで、
なんとも雰囲気の良い並木道です。
国立は数年前、14階建てのマンションが市の景観を損ねると市民から訴えられ、
上階を削るの削らないのでもめました。
その問題のマンションもこの桜並木の道沿いにありました。
その後、「街の景観」についてさまざまな議論が沸きあがり、
結果、その訴訟も最高裁の判決で、住民側の敗訴、つまりマンションを削る必要はなくなったものの、
景観利益は保護に値するとのことでした。
まぁできてしまったものは壊す必要はなくなりましたが、
今後については国立の桜並木を中心とした景観は守られるということになりそうです。
私が住んでいた頃の国立の印象は「どこかよそよそしい街」という感じでした。
文教地区を謳い、街中にパチンコ店をはじめ、風俗に関連するお店はありません。
よって、なんとなくお上品なお嬢様のような街だなぁと思っていました。
そんな街だからこそ街の景観にもうるさい、と言う方もいらっしゃいますが、
実は私は、住民が集まって人様のマンションが違法だ!と訴訟を起こすようなこともしないくらい
お上品でおしとやかな街だと思っていました。
景観の訴訟が下品だというわけではありません。
一致団結して、建物を壊すことを要求するような街には見えなかったと言いたいわけです。
街の人たちがあそこまであの桜並木を大切に思っていたなんて、と
住んでいた時にはまったく気がつかなかった住民性があることに驚きです。
国立は北口にいくつかマンションができましたが、
住むならやはり南口の住宅街に住みたいものです。
残念ながら一戸建てを中心とした良好な住宅街なので、なかなかマンションは供給されませんが、
時々小規模なものが出ますので、検討してみるのもいいのではないでしょうか?
とにかく静かで、景観の良い街です。
お隣の立川に出れば買い物も便利。
繁華街や飲み屋街というものがないので、
お上品なお嬢様、お坊ちゃまをお育てになるにはなおよろしいことでしょう。
前回に続けて私の大好きな「並木道を歩く」の第2回は大宮です。
大宮の並木道はケヤキ並木。
ケヤキは街路樹としてはメジャーな樹木ですが、
いわゆる「並木道」と「街路樹」との違いを教えてくれたのがこの大宮のケヤキ並木です。
2001年5月、大宮、与野、浦和市が合併し、さいたま市が誕生しました。
そして2003年4月、さいたま市は105万の人口を抱える
日本で13番目の政令指定都市となりました。
合併に先駆けて完成した隣駅「さいたま新都心」はまるで未来都市。
現代社会を象徴するかのように天高く突き刺さる電波塔と独特な建物のレイアウトで成り立つこの街は、幼い頃思い描いた未来よりもずっとエキサイティングな光景を創り出しています。
メタリックな建造物とそれをとりまく緑の演出、
そしてその街の脇をスーパー新幹線MAXが走り抜ける。
そこに集う子供たちの未来にちょっと思いをはせる、そんな街です。
しかし、そんなさいたま新都心の中でひときわ目立つ「さいたまスーパーアリーナ」を横目に
線路を渡ると、驚くほど時代錯誤と思える大きな赤い鳥居が迎えてくれます。
一説には2400年ともいわれる長い歴史を誇る氷川神社につながる参道の入口です。
参道の並木はさいたま市の天然記念物にも指定されている古い大木であり、
一気に訪れる者を江戸時代へといざないます。
その参道を約2km、けやきのトンネルが続きます。
ほんのさっきまで新幹線が走っていたのがうそのようです。
神社の境内をはいると、この神社ができたとされる弥生時代までの想像には及ばないにしても、
江戸時代の大名行列の姿は想像に難くない感じがします。
大宮は2000年という気の遠くなるような時間を、一気にタイムトリップするような街なのです。
氷川の杜と未来都市。悠久の佇まいと先進性。
もっとくだけた言い方をすると、鎌倉とお台場が隣り合わせの街、それが大宮なのです。
さいたま新都心のような未来都市は、今後もどこかの街にできていくでしょう。
しかし、2000年以上の歴史と、樹齢数百年の並木道は新しく生まれることはありません。
古くから人々の信仰を集めてきた神社の門前町大宮は類稀なる都市なのです。
氷川神社の境内の奥には、
明治18年埼玉県初の県営公園として誕生した大宮公園が広がっています。
約35haの広大な敷地には、ソメイヨシノを中心に1,200本もの桜が広がり、
「日本桜名所100選」にも指定されているお花見の名所です。
桜だけではありません。大宮公園には圧倒されるほどの緑があります。
晴れた日には思いっきり深呼吸したい、そして四季を感じたい、そんな公園なのです。
また、大宮公園には大宮第二・第三公園があり、
3つ合わせて68haと上野公園や代々木公園の約1.3倍の広さがあります。
敷地内には野球場、サッカー場、競輪場やテニスコートなどのスポーツ施設が充実していて、
市民の憩いの場となっています。
芝生の緑がまぶしい広大な広場で、キャッチボールを楽しむ親子が、
それはそれはうらやましく見える、そんな公園でもあります。
大宮は氷川神社の門前町として栄えたのち、中山道の宿場町として活気を増したそうです。
大宮駅東口の繁華街の中を行く、今は「旧中山道」と呼ばれるこの道は江戸時代、
東海道とともに江戸と京都を結ぶ重要な街道でした。
当初中山道は氷川参道を兼ねていましたが、通行量が増えたことから、
1628年に今の旧中山道の位置に移され、その際道沿いに宿場ができたのが大宮宿の始まりでした。それから約400年、今の大宮駅東口の繁華街へと発展してきたわけです。
中山道に面する、間口が小さくて、奥行きの長い土地区画が今に伝わる当時の名残ですが、
それが今では小路の両脇に飲食店などがひしめく独特の商店街を形成し、
妙にノスタルジックな気分にさせられます。
そんな東口のまさに「なんでもある」繁華街は江戸時代から続く賑わいを今日も見せています。
「ローマは1日にして成らず」なのです。
今日は私の大好きな並木道の中でもトップランクに入る神宮外苑のいちょう並木をご紹介します。
と、いってもあまりに有名なこのいちょう並木。
東京近郊に住んでいらっしゃる方であれば、実際に、
あるいは写真やテレビ等で見たことがあると思います。
今年の秋は暖かかったため、いちょうの黄葉は1~2週間程度遅かったようです。
そのため、いちょう祭りの終了日の2日前に行った時はまだまだこれからといった風情でした。
下の写真がいちょう祭り最中の写真です。午後3時頃の写真なので、
西に傾いた太陽の光をあびて、オレンジ色に輝いています。
外苑のいちょう並木は街路樹として植えられたもので、樹齢は100年近いそうです。
街路樹としては珍しく、道路の両側の、さらに歩道の両側に植えられているため、
合計で4列の並木道です。
いちょうは真っ直ぐ上に伸び、葉も多く、また、公害にも強いとのことで、
街路樹にとてもむいているとのことですが、
ここのいちょうは既に街路樹としての役割をとうに超えています。
正面に絵画館の独特な建物があり、
ひたすら真っ直ぐ空に向かって伸びる様は映画のセットのようです。
歩道にはおしゃれなベンチがあり、またいちょうを眺めることができるオープンカフェまであります。
私の個人的な定義では、街路樹と並木道の違いは機能と景観のどちらを重視するかだと思います。
街路樹は、道路の機能を重視しますので、
枝葉が伸びて電線にひっかかったり押し上げたりしないよう、
また、信号や標識が見えづらくならないよう、定期的に枝を切ります。
しかし、並木道は樹木としての景観を重視しますので、むやみに枝は切らず、
場合によっては電線を地中に埋設したり、信号や標識の位置を変えたりします。
要は並木道の主役は樹木なのです。
この写真は今日のいちょう並木です。
一面の黄色いじゅうたんの歩道となりました。
もう少し木に葉が残っていれば、上も下も黄色でよいのかもしれませんが、
葉が落ちてその分日光が差し込んで、金色に輝く歩道となっていました。
黄葉の時期のみならず、いちょうは四季折々いろんな景観を見せてくれます。
ここ神宮外苑は緑も多く、空が広く感じます。
こんな外苑の緑といちょう並木の中を毎日のように散歩できたらどんなによいか。
しかしここは青山、人気スポットの一角です。
ここに住むにはそれなりの費用負担を強いられます。
このいちょう並木のお隣に北青山一丁目アパートという、都営住宅がありますが、
家賃は63平米の2LDKで約19万円。
もちろん買うよりはかなり安いのですが、まぁ観光気分でたまに来る場所でもいいか、
と思ってしまうのでした。
今日はクリスマス。そこでこのクリスマス気分の味わえる並木道ということで、
8年ぶりにイルミネーションが復活した表参道を訪れました。
表参道は明治神宮原宿口から青山通りの表参道交差点までの約1kmのケヤキ並木。
沿道に立ち並ぶおしゃれなショップもさることながら、この並木道をここまで美しくしているのは
この道が緩やかな坂道になっていることではないかと思います。
明治神宮から表参道交差点に向かって坂を下っていくと、左側に表参道ヒルズが見えてきます。
この表参道ヒルズの手前、ちょうどラルフローレンのショップのあるあたりが一番低く、
表参道交差点までまた緩やかに登り坂となります。
この勾配のおかげで、表参道をどちらから歩いていっても、人通りと並木が少し高い目線で見渡せ、
奥行感がとても美しい並木道なのです。
復活したイルミネーションはこれまでの印象をかなり覆すものでした。
それは「アカリウム」と名づけられ、もはやイルミネーションではなく、むしろ「灯篭」のようです。
表参道は明治神宮に続く参道であることを意識し、和風に仕上げた光のイベントとのことですが、
おかげでクリスマスイルミネーションをイメージして訪れた私は、正直少しがっかりしてしまいました。
街全体が以前のイルミネーションに比べてかなり暗く落ち着いた感じで、
クリスマスというよりは大晦日の夜に行く初詣のような気分にさせられます。
下は表参道ヒルズ付近の写真です。
表参道と言えば、今年「表参道ヒルズ」がオープンしました。
築約80年の同潤会青山アパートの老朽化に伴い生まれ変わった住宅兼商業施設ですが、
実はこれにも正直がっかりさせられました。
表参道ヒルズの前身、同潤会青山アパートはマンションのさきがけ、
現存したマンションのご先祖様のようでした。
そのためマンションの販売をするにあたってよく話題にしたものです。
例えば、当時の建築技術でも築約80年経ってもしっかり建っていること、
表参道に面している住宅のほとんどがリフォームによりステキなショップに生まれ変わっていること、
また、まさに参道に面した住宅のため、景観を重視し、
窓先に洗濯物や布団を干さないような規則があり、それがきちんと守られていたこと、
そして建物の修繕をはじめとした管理体制がしっかりしていたことなど
管理の重要性を説くお手本でもありました。
しかし新しく生まれ変わったマンションのさきがけは、ただの今どきのファッションビルでしかなく、
マンションのお手本としての役割はもう担えないように思いました。
建物の高さを前面のケヤキ並木の高さに制限したり、表参道の自然な坂の勾配を利用したり
様々な工夫やこだわりを見せてはいるものの、全体としての印象はありふれた平凡なものでした。
また、表参道では先日、古い民家の火事があり、数十台の消防車が駆けつける騒ぎがありました。
民家は表参道から数十メートル裏手の細い路地にあったため、消火活動は難航したようです。
古くても凛として存在感のあった同潤会アパートや、
樹木を傷めるかもしれませんが、華やかだったイルミネーションはとても魅力的でしたが、
やはり多数の人命や環境を守り、美しいケヤキ並木を今後も次世代に受け継いでいくには
こうした防災や環境に配慮した取り組みを優先していかなくてはならないのかもしれません。
景観と機能性、なかなか相容れない2つをうまく融合した街づくりを表参道にも期待したいものです。
今年は珍しく東京が全国に先駆け、桜の満開を迎えました。
「東京の桜」というと、どこを思い浮かべますか?
上野公園でしょうか?
ここはお花見の名所としては格別に有名で、毎年必ずニュースで報じられますね。
しかし、私は断然、千鳥ヶ淵の桜が好きです。
千鳥ヶ淵の桜は約280本、数では上野公園の4分の1弱です。
しかし、千鳥ヶ淵には美しい水辺があります。水辺の桜は本当に美しいです。
しかもこの水辺は皇居のお堀ですので、広大で開放感があり、
土手の緑や菜の花等の草花と相まって、なんとも美しく上品なイメージをかもし出しています。
さらに武道館をはじめ、北の丸公園付近の城壁など、
日本独特の建造物と桜の相性の良さも感じます。
また、樹齢50年の桜の大木はトンネル状に枝を伸ばしており、
前を見ても横を見ても上を見ても桜、桜、桜。
緑道の対岸の土手の桜は水面すれすれまで枝を伸ばし、ボートをこぐ人の手に届くほどです。
そしてなんといっても千鳥ヶ淵の最も良い点は、
ブルーシートを広げ、宴会をしている花見客がいないことです。
さて千鳥ヶ淵といえば昨年からちょっとした話題の「イタリア文化会館」の赤い外壁。
周辺の景観に合わない赤として、塗り替え動議まで出ている赤い壁。
いや壁ではなく、ちょうど柱と梁にあたる部分のようで、赤い部分は格子状になっています。
しかし、日本の文化の一つ、漆塗りの朱色をイメージしたという割には
青味の赤(けっして紫ではありませんが)で、意外にもむしろ満開の桜と合っているような気がします。
昨年の秋には、施工の鹿島建設から、グレーに塗り替える意向が伝えられておりましたが、
イタリア政府の意向に反したのか、桜の時期を迎えた今になっても依然赤のままです。
今後はどうなるのかわかりませんが、無機質な建築物が増えている中で、
なかなか独特の雰囲気を持ったこの建物と千鳥ヶ淵の桜のコラボレーションは
もしかしたら今年が最後になるかもしれませんね。それは私にとっては少し残念です。
しかも本日より東京都の景観計画が施行されました。
大規模建築物に届出や事前協議などを義務付け、建物の色彩や形態に基準を設けるとのことです。
ここ数年のマンションの都心での供給増もあって、
あちらこちらに無機質な色合いとフォルムの建物が増えているように思います。
昨日オープンした東京ミッドタウンもしかり、六本木ヒルズなどは宇宙船のようにさえ見えます。
場所は六本木ですが、それこそ自然の豊富な皇居周辺の景観とは程遠い感じを受けます。
もともと東京は世界の主な都市に比べて「街並み」というか、街の個性が薄いといわれています。
残念ながらもう既に東京で景観や街並みについて議論するのは遅すぎる気がしてなりません。
すぐ近くの番町も昔は邸宅街でしたが、今や高級マンション街。
それぞれのマンションが趣向をこらし、高級感を演出してはいるものの、
皇居周辺の自然にあふれた雰囲気や昔のお屋敷街の趣は感じられません。
かといって、あきらめてしまうのももったいない景観がまだまだ残されているのも事実です。
イタリア文化会館をたたくだけではなく、
これを機会に街全体のイメージをもっとみんなで考えてみるべきなのではないでしょうか?
でもそもそもイタリア文化会館の赤をめぐって意見が分かれているのも事実、
東京の個性が出せる景観って、いったい何なのでしょうね?
そして景観って誰のための何を守るものなのでしょうね?
私の住みたい街の第1の条件は、並木道があることです。
ですから今回ご紹介する「府中」は、もちろん住みたい街なのですが、
その中でも、ベスト3に入るほど大好きな街です。
府中のシンボルとも言える「馬場大門ケヤキ並木」は、国の天然記念物に指定されており、
普通の並木道とは格が違います。
推定樹齢は約400年とも言われ、大きなものでは幹周が6m以上もあるそうです。
初夏を迎え、新緑も出揃ったこの時期は、ほどよい木陰をつくってくれて涼しく、
また、圧倒的な緑に心が和みます。
秋には紅葉し、冬にはその葉を全部落としますので、夏とは逆に道の日当たりがよくなります。
そしてこのケヤキ並木は大国魂神社の参道に続きます。
神社の脇には府中市役所や市立図書館があり、駅も近いので、
まさに府中の中心地が深い緑に覆われていることになります。
府中にはそれ以外に桜並木もありますし、並木道とまではいかずとも街路樹が整備され、
大規模な公園もあって、本当に緑の多い街です。
しかし、府中の街のイメージはどちらかというとあまりよくありません。
なぜなら競馬場、刑務所、そして東芝やNEC、サントリーのビール工場等大規模工場があるからです。
そのため、『住みたい街ランキング』などでは、府中が上位に上がってくることはまずありません。
本来ならあまり人気のない街は、不動産価格が安くなるのですが、府中は決して安くありません。
と、いうことは知っている人だけが気に入っている、隠れた人気の街なのかもしれません。
府中の魅力をもう少しご紹介すると、
競馬場や大規模工場などがあるおかげで、府中市は収入が多く、
そのため住民税が安く、また行政サービスが比較的充実しています。
私が気に入っているものの一つは、ゴミ置き場に設置されているダストボックスや回収カゴです。
可燃ごみの収集が週に2回、不燃ごみ、資源ごみは週1回と、収集頻度はあまり高くないものの
ボックスとなっているため、資源ごみ以外は24時間いつでもゴミ出しができ、
ビン、缶等の資源ごみは回収カゴがあるので、ビニール袋に入れる必要もなく、
分別しやすくなっています。
さらに府中は交通の利便性も高い場所です。
京王線の府中駅のほか、JR武蔵野線、南武線が利用でき、
東京圏の東西南北どこへでも出やすいのです。
バスの運行も充実しており、特に中央線に出るにはとても便利です。
新築分譲マンションの営業マンをはじめ、
東京圏の様々な場所に行かなくてはならない仕事をしている人の住む街としては
かなり好都合な立地ではないでしょうか?
その他中央道へのアクセスもよく、先月圏央道と中央道がつながったことで、
車での移動もより一層便利になりました。
今年に入って府中の不動産価格は10%超上昇しておりますが、
緑に囲まれ、伊勢丹をはじめ商業施設も充実、
交通利便もある贅沢を感じることのできる街ですから仕方ありません。
ある程度の予算がある方には、ぜひともお勧めしたい街の一つです。
昨年の2月からマンション購入コミュニティサイトの『住まいサーフィン』にコラムを提供することになり、
基本的にはこのブログと同じ内容を掲載してまいりました。
しかし、せっかく2つのステージがあるので、本日より完全に内容を分けてお届けいたします。
そもそもブログ「マイホーム購入のエトセトラ」は、
“激戦地を行く”、“住みたい街探訪”、“並木道を歩く”などのカテゴリーに代表されるように
街や物件のネタを中心に、現地への取材にもとづくレポートをしたいと考えておりましたので、
初心に戻り、今後は写真も交えて情報提供をしていきたいと思います。
さて、心機一転の第1号は、久しぶりの“並木道を歩く”です。
そして今回訪れたのは、桜並木とイチョウ並木の美しい住宅街、成城です。
実はこの写真は昨年の4月に撮影しました。今年5月の桜並木はこちら↓です。
そしてこちらが今年5月のイチョウ並木です。↓若葉が出てきました。
私は個人的に“並木道のある街”が大好きであり、“並木道のある街”に住みたいと思っています。
これまでもこのブログでいくつかの並木道を紹介してまいりましたが、
成城学園前の桜並木は実によく住宅街に溶け込んでおり、閑静な高級住宅街と調和しています。
「成城学園前」という最寄駅名どおり、この街には成城学園があることで有名ですが、
“成城”という地名の場所にできた学園だから“成城学園”なのではなく、
成城学園が移転してきたから、周辺の住宅街が“成城”という地名となり、駅名となったとのことです。
この街はかなり計画的に開発されたおかげで、碁盤の目のように道路と区画が整備されており、
とても整然としているのですが、それにも増してこの街を美しく見せているのは緑の多さです。
桜並木やイチョウ並木があるだけではなく、この住宅街の個々の住宅にも緑が豊富なのです。
これはこの地に住む住民が意識的に取り組んできたことのようです。
また緑がただ多いだけではなく、きちんと手入れされており
道路をただ散歩しているだけでも四季折々の花々を楽しめ、緑に癒されます。
ただ他の高級住宅街同様、近年一戸あたりの敷地は細分化傾向にあり、
この住宅街に豊富な緑を提供している生垣や庭のない住宅が増えてきています。
また、住宅街のところどころにコインパーキングもできてきており、
急行停車駅にほど近い立地だけに駐車場需要があるとはいえ、とても残念です。
広い邸宅でなくてもこの地に住みたいというニーズは多いのでしょうが、
長年の努力により維持されてきたこの住宅街の風景だけは守ってほしいと思います。
よってこの風景を保つことの出来る方が住み継いでいってくれることを願い、この地を後にしました。
追記:マンション購入コミュニティサイト『住まいサーフィン』(http://www.sumai-surfin.com/)で
連載中のコラム「FP西澤京子の売り手の論理、買い手の論理」もぜひ引き続きご覧ください。
このブログではこれまで『住みたい街探訪』というカテゴリーにて
多くの人が「住みたい街」、もしくは「住んでみたい街」としている街を
実際に訪れ、ご紹介してきましたが、
ここでは、主に大手デベロッパー8社による新築マンションポータルサイト
『メジャー7』が毎年行なっている「住んでみたい街アンケート」で
上位にランキングされる街を取り上げています。
ところが、このアンケートで上位ランキングの常連となっている街を挙げますと、
ある狭いエリアに人気の街が集中していることに気づきます。
田園調布、自由が丘、中目黒、代官山、恵比寿、目黒、広尾、青山
そこで、以前にご紹介した代官山以外のこれらの街を今回から連載で一挙にご紹介したいと思います。
第1回目は田園調布です。
この街にはすばらしい並木道もありますので、
1回目は並木道に焦点をあてて、そして次回は街並みとこの街の魅力をご紹介します。
田園調布といえば多くの人が“高級住宅街”をイメージすると思いますが、
その“高級住宅街”らしい街並みとなっているのは、
東急東横線の田園調布駅の西側、駅から放射状に伸びる道路と
それを同心円状につなぐ道路が象徴的な田園調布3丁目一帯でしょう。
美しいイチョウ並木は、この田園調布3丁目にあります。
駅から放射状に伸びる3本の道路がそれです。
イチョウなので、黄葉の時期が見頃かもしれませんが、
訪れた暑い夏の日にも、その豊富な緑と木陰にとても癒されました。
また、田園調布の駅前には、タクシープールがないためか、
このイチョウ並木の下で多数のタクシーが待機しており、とても涼しそうでした。
元々、私は並木道のある街がとても好きなのですが、
並木道でない道にも緑が溢れ、街全体が並木に包まれた田園調布は
訪れるたびに好きになる憧れの街です。
ただし、ここの不動産相場はまさに“桁違い”。
ある中古住宅が5億とか、またある売地が7億とか、
これでは宝くじが前後賞込みで当たってもまだ足りない・・・。
ただそれほどの財をなさないと住めないことこそが、
この良好な街並みを形成しているのかもしれません。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子